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圧力鍋で冷凍肉を時短調理!解凍なしの基本とコツ

圧力鍋で調理中の食材と凍った肉を手に持つ女性 お肉の下ごしらえ

こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。

冷凍庫にカチカチのお肉しかない時、「あー、今日これ使う予定だったのに解凍し忘れた…」って絶望すること、ありませんか?ゆたりんもよくやります(笑)。

そんな時、圧力鍋で冷凍肉をそのまま調理できたら便利ですよね。

でも、本当に解凍なしで大丈夫?加圧時間はどうなるの?臭みは出ない?鶏肉や豚肉、牛肉のブロックでもいける?など、たくさんの疑問が浮かぶかなと思います。

圧力鍋で冷凍肉をそのまま調理する方法は、実はメリットもデメリットもあるんです。
知らずにやると、中が生煮えだったり、逆に硬くなってしまったり…。

この記事では、圧力鍋で冷凍肉を調理する時の基本的な疑問や、美味しく仕上げるためのコツについて、ゆたりんなりに調べたり試したりしたことをまとめてみました。

この方法をマスターすれば、忙しい日のごはん作りがもっと楽になるかもしれませんよ。

  • 圧力鍋で冷凍肉をそのまま調理するメリットとデメリット
  • 解凍なしの場合の加圧時間の目安
  • 鶏肉、豚肉、牛肉など種類別の調理のコツ
  • 安全に調理するための重要な注意点
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圧力鍋で冷凍肉を調理する基本

圧力鍋で調理中の食材と凍った肉を手に持つ女性

まずは、「そもそも圧力鍋で冷凍肉をそのまま調理していいの?」という基本的なところから見ていきましょう。

便利な反面、知っておかないと失敗しがちなポイントもあるので、しっかり押さえておきたいですね。

冷凍肉は解凍なしでOK?

これ、一番気になるところですよね。
結論から言うと、圧力鍋で冷凍肉を解凍なしで調理するのは「OK」です!

ゆたりんも最初は「本当に大丈夫?」と半信半疑だったんですけど、やってみたらちゃんと調理できました。

ただし、いくつか条件というか、気をつけたいことがあります。
まず、お肉がカチカチに凍っている状態であること。

中途半端に解凍されていると、逆に加熱ムラができやすくなることがあるみたいです。
また、お肉がくっついて大きな塊になっている場合は、そのまま入れると中心まで火が通りにくくなる可能性があります。

薄切り肉がくっついている場合や、ブロック肉でも、できれば調理前に少し水にくぐらせるなどして、バラバラにできるとベストですね。

とはいえ、カチカチでどうしようもない時は、そのまま入れちゃうこともありますけど(笑)。
その場合は、加圧時間を通常より長めにするなどの調整が必要になりますね。

そのまま調理するメリット

圧力鍋で料理をしながら、時短を喜ぶ女性

冷凍肉をそのまま圧力鍋で調理する最大のメリットは、なんといっても「時短」ですよね!

「あ!お肉解凍し忘れた!」っていう、あの絶望的な瞬間。
誰もが一度は経験あるかなと思います(笑)。

電子レンジで解凍するのもいいですが、解凍ムラができたり、うっかり火が通っちゃったりして、かえって面倒なことも…。

その点、圧力鍋なら冷凍庫から出して、そのまま鍋にドボン!でOK。

ゆたりんみたいな、うっかりさんやズボラさん(笑)にとっては、これ以上ないメリットかなと思います。

他にも、解凍時に出るドリップ(肉汁)が出にくいので、お肉の旨味を逃しにくいっていう利点もあるみたいですよ。

思い立ったらすぐ調理に取りかかれるのは、忙しい毎日の中ですごく助かりますよね。

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そのまま調理のデメリット

もちろん、いいことばかりじゃありません。
冷凍肉をそのまま調理するには、やっぱりデメリットもあります。

これを理解しておかないと、「なんか美味しくない…」ってことになりかねないので、要注意ですね。

一番のデメリットは、解凍したお肉を使う時よりも加圧時間が長くなること。
カチカチに凍ったお肉を中まで加熱しないといけないので、当然といえば当然ですね。
圧力鍋の時短メリットが少し減っちゃう感じです。

それから、味が染み込みにくいという点。
特にブロック肉なんかは、解凍してから調理するのに比べて、中まで味が入りにくい傾向があるかも。

あと、お肉の種類や状態によっては、臭みが出やすくなる場合もあるみたいです。
こうしたデメリットをどうカバーするかが、美味しく作るポイントになりそうですね。

デメリットまとめ

  • 解凍した場合より加圧時間が長くなる
  • 調味料が中まで染み込みにくい
  • お肉の種類によって臭みが出やすいことがある
  • 大きな塊肉は中まで火が通っているか確認が必須

加圧時間はどのくらい?

冷凍された大きな肉の塊と圧力鍋を前に笑顔で立つ女性

「じゃあ、加圧時間は具体的にどれくらい長くすればいいの?」って思いますよね。

ゆたりんも色々調べてみたんですが、残念ながら「冷凍肉なら絶対にこの時間!」っていう明確なルールはないみたいです…

というのも、お肉の種類(鶏肉、豚肉、牛肉)、部位、大きさ、厚み、そして使っている圧力鍋の性能によって、ベストな時間がぜんぜん違ってくるからなんです。

ただ、一般的な目安としては、「解凍したお肉を調理する場合の、約1.5倍から2倍」と言われることが多いようです。

例えば、普段10分の加圧でOKなレシピなら、冷凍肉を使う場合は15分~20分くらいに設定してみる、という感じですね。

最初は少し短めに設定して、火の通りが甘かったら追加で加圧するのが安全かなと思います。
ゆたりんも最初はビクビクしながら、ちょっとずつ時間を延ばして試してました(笑)。

時間の目安はあくまで参考に

ここでお話しする時間は、あくまで一般的な目安です。
お使いの圧力鍋の取扱説明書に「冷凍食品」に関する記載がないか、必ず確認してくださいね。
安全に関わることなので、メーカーの指示に従うのが一番です。

基本的な調理の手順

ゆたりんがいつもやっている、基本的な流れを紹介しますね。
とっても簡単ですよ!

  1. 冷凍肉を鍋に入れる 薄切り肉など、くっついている場合は、できれば軽く水にくぐらせたりして、なるべくバラバラにして入れます。
    ブロック肉はそのままドボンでOK。
  2. 水分と調味料を入れる レシピ通りの水分(水、だし、酒など)と調味料を入れます。
    冷凍肉から水分が出ることもありますが、水分量はレシピの規定量を守るのが基本です。
    水分が少ないと焦げ付きや事故の原因になるかも。
  3. 臭み消しを入れる 冷凍肉は臭みが出やすいこともあるので、ネギの青い部分や生姜の薄切り、お酒などを一緒に入れるのがおすすめです。
  4. 蓋をして加圧する お使いの圧力鍋の指示に従って蓋をセットし、火にかけます。
    圧力がかかったら、火を弱めて設定時間(解凍した場合の1.5~2倍目安)加圧します。
  5. 自然放置で減圧する 時間が来たら火を止め、圧力が完全に下がるまで自然に放置します。
    お肉を柔らかく仕上げる大事な工程ですね。

基本はこれだけです!
あとは蓋を開けて、火の通りを確認したり、煮詰めたりする感じですね。
思ったより簡単じゃないですか?

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圧力鍋で冷凍肉をもっと活用するコツ

冷凍された大きな肉の塊と圧力鍋を前に笑顔で立つ女性

基本がわかったところで、次はもう少し突っ込んだ活用術です!

鶏肉、豚肉、牛肉…お肉の種類ごとのコツや、ゆたりんがよく作る簡単レシピ、安全に使うための注意点などを紹介していきますね。

鶏肉や豚肉のブロック調理

冷凍庫に鶏もも肉や豚バラブロックの冷凍ストックがあるご家庭、多いんじゃないでしょうか。
ゆたりん家もそうです(笑)。
こういうブロック肉こそ、圧力鍋の出番ですよね!

冷凍の鶏肉ブロック

鶏もも肉のブロックなら、トマト煮込みや照り焼きなんかがおすすめです。
冷凍のまま調味料と一緒に入れて加圧すれば、ホロホロに柔らかくなりますよ。

ただし、鶏むね肉は要注意かも。
もともとパサつきやすい部位なので、冷凍のまま調理すると、さらに水分が抜けて硬くなってしまう可能性があります。

もしむね肉でやるなら、水分を多めにしたり、加圧時間を短めにしたり、工夫が必要かなと思います。

冷凍の豚肉ブロック

冷凍の豚バラブロックや肩ロースブロックは、圧力鍋と相性抜群な気がします!
ゆたりんがよく作るのは、やっぱり角煮風。

脂身が多い部位の方が、冷凍からでも柔らかくトロトロに仕上がりやすいです。
加圧時間を長め(解凍した場合の2倍近く)にとれば、お箸で切れるくらい柔らかくなりますよ。

牛肉ブロックも調理できる?

圧力鍋で料理をしながら時短を喜ぶ女性

牛肉ブロックも、もちろん調理可能です!

ビーフシチューやカレー用の冷凍牛肉(すね肉やバラ肉)なら、問題なく美味しくできますよ。

ただ、鶏肉や豚肉に比べると、ゆたりん的にはちょっと難易度が上がるかな?という印象です。

特に、赤身が多い部位(もも肉など)のブロックは、冷凍から調理すると硬くなりやすいかも…。脂身が少ない分、パサつきやすいんですよね。

もし冷凍の牛肉ブロック(赤身)を使うなら、シチューや煮込み料理にして、水分にしっかり浸かった状態で調理するのがおすすめです。

加圧時間も、豚肉同様、かなり長めに設定した方が安心ですね。

正直なところ、ステーキ用みたいな上質な赤身ブロック肉は、ちゃんと解凍してから焼いた方が美味しいかな、とゆたりんは思います(笑)。

牛肉ブロックのまとめ

  • シチュー用のすね肉やバラ肉はOK!
  • 赤身の多いブロック肉は硬くなりやすいので注意。
  • 調理法は煮込み料理(シチュー、カレーなど)がおすすめ。

おすすめ簡単レシピ紹介

ゆたりんが冷凍肉と圧力鍋でよく作る、ズボラだけど美味しい(笑)、簡単レシピを2つ紹介しますね。

分量はあくまで目安なので、お好みで調整してください!

1. 冷凍鶏もも肉のホロホロトマト煮込み

カチカチの鶏もも肉が、ごちそうに変身します!

材料(2~3人分)分量(目安)
冷凍鶏もも肉2枚(約500g)
玉ねぎ1個(くし切り)
カットトマト缶1缶(400g)
100ml
コンソメ(顆粒)大さじ1
塩・こしょう少々
オリーブオイル大さじ1

作り方: 圧力鍋にオリーブオイル、玉ねぎ、冷凍鶏もも肉、トマト缶、水、コンソメを全部入れ、高圧で15分~20分加圧。
自然放置後、蓋を開けて塩こしょうで味を調え、少し煮詰めたら完成!

2. 冷凍豚バラブロックで簡単角煮風

時間はかかるけど、手間はかかりません!

材料(2~3人分)分量(目安)
冷凍豚バラブロック500g
400ml
100ml
醤油大さじ4
みりん大さじ4
砂糖大さじ2
生姜(薄切り)1かけ
ネギの青い部分1本分

作り方: 圧力鍋に材料を全部入れ、高圧で30分~40分加圧。
自然放置後、蓋を開けて火の通りを確認。
味が薄ければ、蓋を開けたまま煮詰めてください。
ゆで卵を一緒に入れても◎。

調理の注意点と安全対策

圧力鍋はとっても便利ですが、使い方を間違うと大きな事故につながる可能性もあります。

特に冷凍肉を使う場合は、通常とは違う点もあるので、安全対策はしっかり意識したいですね。

ゆたりんが特に気をつけているのは、以下の3点です。

  1. 鍋の容量(最大調理量)を厳守する 冷凍肉はカチカチでカサがあるので、つい多めに入れてしまいがち。
    でも、調理中に水分が出たり膨らんだりすることを考えて、鍋の規定量(2/3以下、豆類は1/3以下)は絶対に守ってください
  2. 急な減圧(急速冷却)はなるべく避ける お肉料理の場合、急に圧力を抜くと身が縮んで硬くなってしまうことがあります。
    時間がない時以外は、できるだけ火を止めて圧力が自然に下がるのを待つ「自然放置」がおすすめです。
  3. 火の通りを必ず確認する これが一番大事です!
    冷凍のブロック肉は、外側は火が通っていても中心部がまだ冷たい(=生煮え)という可能性があります。
    食中毒のリスクもあるので、加圧が終わったら必ず竹串や菜箸を刺して、中まで火が通っているかを確認してください。
    赤い肉汁が出てくる場合は、まだ生です。
    蓋を開けたまま追加で煮込むか、もう一度蓋をして短時間加圧してください。

安全第一で!

圧力鍋の取扱説明書には、安全な使い方が詳しく書かれています。

ゆたりんのお話はあくまで個人の経験談として、最終的な判断は必ずご自身の責任で、取扱説明書や専門家の情報を確認しながら行ってくださいね。

少しでも「危ないかも?」と思ったら、無理をしないことが大切です。

美味しく仕上げるためのコツ

せっかく作るなら、やっぱり「美味しい!」って言われたいですよね(笑)。

冷凍肉のデメリットをカバーして、美味しく仕上げるためにゆたりんが意識しているコツをいくつか紹介します。

1. 臭み消しはしっかり!

冷凍肉、特に豚肉や鶏肉は、解凍品より臭みが出やすいことがあります。
これを防ぐために、生姜やネギの青い部分、お酒はケチらずにたっぷり入れるのがおすすめです。
ローリエなどのハーブ類も効果的ですね。

2. 煮汁は「やや多め」を意識

冷凍肉から水分は出ますが、味が染み込みにくいというデメリットがあります。
なので、煮汁(水分と調味料)は、レシピよりほんの少し多め、濃いめにしておくと、味がボケにくい気がします。
お肉がしっかり煮汁に浸かるようにするのもポイントです。

3. 最後に「煮詰める」ひと手間

加圧が終わって自然放置した後、蓋を開けてみてください。
味が染みていそうでも、煮汁がシャバシャバで味が薄いことが多いです。
そんな時は、蓋を開けたまま中火~強火で5分ほど煮詰めてください。

こうすることで水分が飛んで味が凝縮され、お肉にしっかりタレが絡みます。
このひと手間で、仕上がりが格段に変わりますよ!

圧力鍋で冷凍肉を上手に活用

お疲れ様でした!
今回は、圧力鍋で冷凍肉を調理する方法について、ゆたりんなりにまとめてみました。

加圧時間が長くなったり、味が染みにくかったりといったデメリットもありますが、「解凍しなくていい!」という圧倒的なメリットは、忙しい私たちにとって本当に魅力的ですよね。

ゆたりんも、この方法を知ってから「あ、解凍忘れた…」の絶望が、「ま、圧力鍋あるし大丈夫か!」という安心に変わりました(笑)。

圧力鍋で冷凍肉を上手に活用するコツは、安全面での注意(火の通り確認、容量厳守)をしっかり守りつつ、臭み消しや最後の煮詰めるといった「美味しくするひと手間」を忘れないことかな、と思います。

いきなり大きなブロック肉は不安かもしれませんが、まずは手羽元や鶏もも肉あたりから試してみてはいかがでしょうか。

皆さんの毎日ごはん作りが、少しでも楽に、そして楽しくなったら嬉しいです!