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煮豚を圧力鍋で柔らかく!放置で絶品とろとろレシピと保存方法

煮豚 圧力鍋 柔らかく お肉の下ごしらえ

こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。

お家でラーメン屋さんみたいなとろとろの煮豚が作れたら最高ですよね。
でも、自分で作ると「お肉がパサパサになってしまった」「味が中まで染みていない」なんて失敗をしたことはありませんか。

実は、圧力鍋を使えば、そんな悩みも簡単に解決できるんです。

今回は、豚肉の部位選びから加圧時間の目安、そしてパサつきを防ぐ保存テクニックまで、誰でも失敗せずに絶品煮豚を作る方法をご紹介しますね。

  • 圧力鍋を使って短時間でとろとろの煮豚を作る具体的な手順
  • 肉が硬くなる原因を防ぎ柔らかく仕上げるための重要なコツ
  • 味をしっかり染み込ませるための冷却時間のルールと黄金比タレ
  • 余った煮豚を最後まで美味しく楽しむための保存法とアレンジ
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圧力鍋で煮豚を驚くほど柔らかく作るコツ

圧力鍋で煮豚を驚くほど柔らかく作るコツ

圧力鍋を使えば、長時間煮込む必要がある煮豚も驚くほど短時間で仕上がります。
しかし、ただ圧力鍋に入れれば良いというわけではありません。

ここでは、お店のようなホロホロ食感を実現するために、私が実践している「絶対に外せない5つのコツ」を詳しく紹介していきますね。

柔らかい煮豚におすすめの豚肉の部位

煮豚作りで最初に迷うのが「どのお肉を選べばいいの?」という点ですよね。

とろけるような食感を目指すなら、脂身と赤身のバランスが良い「豚バラブロック肉」が一番のおすすめです。

脂身が層になっているので、加熱してもパサつきにくく、口の中でジュワッと広がる旨味がたまりません。

もう少し肉肉しい食感が好みの方や、脂っぽさを控えたい方は「豚肩ロース」を選ぶと良いでしょう。

肩ロースは適度に脂が入っていて、コクのある濃厚な味わいが楽しめますよ。

スーパーで選ぶときは、なるべく厚みがあって、ドリップ(赤い汁)が出ていない新鮮なものを選んでくださいね。

紐で縛ってあるものなら煮崩れしにくいので、初心者さんには特におすすめです。

臭みを取る下処理と焼き目の付け方

臭みを取る下処理と焼き目の付け方

美味しい煮豚を作るためには、煮込む前の下準備がとても大切です。
まず、豚肉の表面をフライパンで焼き色がつくまで強火でサッと焼きましょう。

これには2つのメリットがあります。
ひとつは、肉の旨味を内側に閉じ込めること、もうひとつは香ばしさをプラスして仕上がりの風味を良くすることです。
全面に焼き色がついたらOKです。

また、豚肉特有の臭みを消すために、煮込む際には「長ネギの青い部分」と「生姜の薄切り」を一緒に入れるのが鉄則です。

これらは臭い消しの効果が高い香味野菜として知られています。
特にニンニクや生姜に含まれる成分は、臭みの原因を中和してくれる働きがあるんですよ。

面倒くさがらずにこの一手間を加えるだけで、仕上がりのクオリティがグッと上がります。

圧力鍋の加圧時間は何分がベスト?

圧力鍋の加圧時間は何分がベスト?

圧力鍋を使う最大のメリットは時短ですが、加圧時間は長ければ良いというものでもありません。

私がいろいろ試した結果、500g〜600g程度のブロック肉であれば、加圧時間は「20分〜25分」がベストだと感じています。

加圧時間が短すぎると芯まで柔らかくなりませんし、逆に長すぎると繊維が崩れてボロボロになってしまったり、肉の旨味がすべて煮汁に溶け出してしまったりします。

「おもりが回ってから弱火にして20分」を目安にしてみてください。

💡ゆたりんのメモ
お使いの圧力鍋のメーカー(ティファールやフィスラーなど)や圧力の強さ(高圧・低圧)によって多少前後します。

初めて作る時は、説明書の「豚の角煮」の時間を参考にすると失敗が少ないですよ。

自然冷却で味を染み込ませる重要性

ここが煮豚作りで一番重要なポイントかもしれません。
加圧が終わった後、すぐに蓋を開けてお肉を取り出していませんか?
それは絶対にNGです!

煮物は「冷める時に味が染み込む」という性質があります。
圧力が下がった後も、蓋をしたまま、あるいは蓋を開けて粗熱が取れるまで、煮汁の中に肉を浸けたまま放置(自然冷却)してください。

この「放置時間」にお肉が煮汁を吸い込み、しっとりジューシーな仕上がりになります。

急いで取り出すと、肉の水分が蒸発してパサパサになる原因にもなりますので、ここはじっくり待ちましょう。

黄金比率で失敗なしのタレのレシピ

黄金比率で失敗なしのタレのレシピ

味が決まらないと悩んでいる方に、覚えやすくて失敗しない「黄金比率」のタレをご紹介します。

基本は「醤油:酒:みりん:砂糖 = 2:1:1:1」のバランスです。
これに水(または出汁)を加えて調整します。

【ゆたりん流 黄金比レシピ(豚バラ500g分)】

  • 水:200ml(肉がひたひたになるくらい)
  • 醤油:100ml
  • 酒:500ml
  • みりん:50ml
  • 砂糖:大さじ3〜4(お好みで)
  • 長ネギの青い部分:1本分
  • 生姜スライス:3〜4枚

甘めのこってり味が好きな方は砂糖を多めに、さっぱりさせたい方はお酢を少し加えるのもおすすめです。

この配合なら、ご飯に乗せてもラーメンに入れても相性抜群ですよ。

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圧力鍋で煮豚を柔らかく仕上げる注意点

圧力鍋で煮豚を柔らかく仕上げる注意点

せっかく圧力鍋で柔らかく煮たのに、食べる時になぜか固くなってしまった…なんて経験はありませんか?

実は、仕上げや保存の段階でやりがちな「NG行動」があるんです。
ここでは、最後まで美味しく食べるための注意点と、余すことなく楽しむための活用法をお伝えします。

肉がパサパサに固くなる理由と対策

煮豚がパサパサになってしまう最大の原因は、「乾燥」と「急激な温度変化」です。
熱々の状態でお皿に取り出して放置すると、湯気と一緒に肉内部の水分まで蒸発してしまいます。

これを防ぐためには、先ほどもお伝えした通り、必ず煮汁の中で冷ますことが鉄則です。
また、煮込みすぎもパサつきの原因になります。

圧力鍋は高温で調理するため、必要以上に加熱すると肉のタンパク質が縮んで固くなってしまいます。

加圧時間は守り、余熱で火を通すイメージを持つと、しっとりと仕上がりますよ。

柔らかさを保つ正しい冷蔵と冷凍保存

柔らかさを保つ正しい冷蔵と冷凍保存

たくさん作って保存する場合も、ちょっとした工夫で柔らかさをキープできます。

冷蔵庫で保存する場合は、必ず煮汁と一緒に密閉容器やジップロックに入れて保存してください。

肉が空気に触れると酸化して味が落ち、乾燥して固くなってしまいます。

冷凍する場合も同様に、スライスしてから煮汁と一緒に小分けにして冷凍するのがおすすめです。

煮汁ごと冷凍することで、解凍した時もしっとり感が持続します。

食べるときは、レンジで加熱しすぎると固くなるので、自然解凍するか、少しずつ様子を見ながら温めてくださいね。

⚠️注意点
冷蔵保存の場合、脂が白く固まることがありますが、温めれば溶けるので問題ありません。
保存期間は冷蔵で3〜4日、冷凍で1ヶ月程度を目安に食べきりましょう。

余った煮豚を使った人気のアレンジ

煮豚はそのまま食べるだけでなく、色々な料理にアレンジできるのも魅力です。

定番ですが、熱々のご飯に乗せて半熟卵をトッピングした「チャーシュー丼」は間違いのない美味しさですよね。

タレを少し煮詰めてかけると最高です。

また、細かく刻んで「チャーハン」の具材にするのもおすすめ。
煮豚の脂と旨味がお米に絡んで、お店レベルのチャーハンになりますよ。

その他、ラーメンのトッピングはもちろん、サンドイッチの具にしたり、辛子マヨネーズと和えておつまみにしたりと、アレンジの幅は無限大です。

旨味たっぷりの煮汁を活用する方法

旨味たっぷりの煮汁を活用する方法

煮豚を作った後の煮汁、捨ててしまってはもったいないです!
この煮汁には、豚肉の旨味と野菜の香りがたっぷりと溶け出しています。

一番のおすすめは「味付け卵(煮卵)」を作ること。
ゆで卵をこの煮汁に一晩漬け込むだけで、ラーメン屋さんのような絶品味玉が完成します。

他にも、薄めてスープのベースにしたり、炊き込みご飯の味付けに使ったり、野菜炒めのタレとして活用したりできます。

煮汁は一度冷ますと表面に白い脂が浮いてきますが、これを取り除くとさっぱりとした使いやすい調味料になりますよ。

圧力鍋で煮豚を柔らかく作る要点まとめ

今回は、圧力鍋を使って誰でも簡単に柔らかい煮豚を作る方法をご紹介しました。

ポイントをおさらいすると、部位は「豚バラ」か「肩ロース」を選び、下処理で焼き目をつけて臭みを消すこと。

そして何より重要なのが、加圧後の「自然冷却」でじっくり味を染み込ませることでしたね。
この工程さえ守れば、パサパサで固い煮豚とはもうサヨナラです。
保存も煮汁と一緒に行うことで、数日経ってもしっとり美味しい状態を楽しめます。

ぜひ今度の休日に、とろとろの煮豚作りに挑戦してみてくださいね。
家族みんなが喜ぶこと間違いなしです!