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電気圧力鍋で玄米がもちもち!失敗しない水加減と炊き方

電気圧力鍋で玄米がもちもち!失敗しない水加減と炊き方 未分類

こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。

健康のために玄米を始めたいけれど、美味しく炊けるか不安だったり、手間がかかりそうだと感じていませんか。

実は、電気圧力鍋を使えば、誰でも簡単に専門店のようなもちもちの玄米を炊くことができるんです。

私も最初はパサパサの玄米に悩まされていましたが、電気圧力鍋の正しい使い方を知ってからは、毎日の食卓が劇的に変わりました。

今回は、電気圧力鍋と玄米に関する情報を整理し、失敗しないコツやおすすめの機種について、私の体験を交えながら分かりやすくご紹介します。

  • 電気圧力鍋を使った失敗しない玄米の水加減と黄金比が分かる
  • 浸水時間の必要性と時短テクニックについて理解できる
  • 芯が残るなどの失敗からリカバリーする方法を学べる
  • 各メーカーの電気圧力鍋の特徴と自分に合った選び方が分かる
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電気圧力鍋で玄米を極上の味にする炊き方

電気圧力鍋で玄米を極上の味にする炊き方

電気圧力鍋を使えば、高温高圧の力で玄米の硬い殻を柔らかくし、もっちりとした食感に仕上げることができます。

ここでは、私が試行錯誤の末にたどり着いた、絶対に失敗しないための基本的なプロセスと科学的なコツを紹介します。

玄米の水加減は1.5倍が正解

玄米を炊く際、最も重要なのが水加減です。
白米と同じ感覚で水を計ると、間違いなく硬くて食べにくい仕上がりになってしまいます。
電気圧力鍋で炊く場合、基本の黄金比は「玄米の容量に対して1.5倍の水」を入れることです。

例えば、玄米2合(約300g・360ml)を炊く場合、水は約540mlが必要になります。

これは、玄米の表面にある「ぬか層」が水を吸いにくいため、圧力鍋の密閉効果を利用して強制的に水分を浸透させる必要があるからです。

ただし、新米の場合は水分含有量が多いため少し減らす、古米の場合は少し増やすといった微調整も大切です。

何度か炊いてみて、自分好みの硬さを見つけてみてください。

ポイント
計量カップで測るのが面倒な場合は、重量(g)で計算するとより正確です。
玄米1gあたり水1.5gを目安にしましょう。

電気圧力鍋の加圧と調理時間

電気圧力鍋の加圧と調理時間

電気圧力鍋の魅力は、ボタン一つで火加減を自動調整してくれる点ですが、調理時間の内訳を理解しておくことが大切です。

「加圧時間20分」と書いてあっても、実際には圧力が上がるまでの「昇圧時間」と、圧力が下がるまでの「減圧(蒸らし)時間」が加わります。

一般的な目安としては、スイッチを入れてから食べられるようになるまで、トータルで60分〜70分程度かかります。

特に重要なのが、加熱終了後の「蒸らし」の時間です。
圧力が自然に下がるのを待つ間に、玄米の芯まで熱が通り、水分が均一に行き渡ります。

早く食べたいからといって、強制排気で圧力を抜いてしまうと、水分が蒸発しすぎてパサつく原因になるので注意が必要です。

浸水なしはNG?浸水時間の真実

「電気圧力鍋なら浸水なしでも炊ける」という噂を耳にすることがありますが、美味しい玄米を目指すなら浸水は必須だと私は断言します。

確かに圧力鍋は強力ですが、乾いた状態の玄米を一気に加熱しても、中心部までふっくらさせるには限界があるからです。

理想的な浸水時間は、最低でも6時間、できれば一晩(8時間以上)置くのがベストです。

しっかりと水を吸わせることで、酵素の働きが活発になり、栄養価もアップしますし、何より炊き上がりの「もちもち感」が段違いです。

どうしても時間がない時は、ぬるま湯(約40度)に浸けることで浸水時間を短縮する裏技もありますが、基本は「寝る前にセット」を習慣にするのがおすすめです。

注意
夏場など気温が高い時期に長時間浸水させる場合は、ボウルごと冷蔵庫に入れて雑菌の繁殖を防ぎましょう。

玄米の芯が残る失敗のリカバリー

玄米の芯が残る失敗のリカバリー

初めて玄米を炊いた時、蓋を開けて食べてみたら「芯が残っていて硬い!」という経験、私にもあります。
でも、そこで諦めて捨ててしまうのはもったいないです。
実は、簡単な方法でリカバリーが可能です。

おすすめの方法は、炊き上がった玄米に水を大さじ1〜2杯回し入れ、再度加熱することです。
電気圧力鍋に「再加熱」モードがあればそれを使いますが、なければ電子レンジでも救済できます。

耐熱容器に移し、水を振ってラップをし、数分間加熱して蒸らすだけで、驚くほどふっくらと蘇ります。

チャーハンやリゾットにリメイクするのも一つの手ですが、まずは水を追加しての「追い炊き」を試してみてください。

玄米を柔らかく炊くための前処理

玄米を柔らかく炊くための前処理

美味しい玄米を炊くためには、炊飯器に入れる前の「前処理」も意外と重要です。
まず、洗米の際は、玄米の表面に傷をつけるように強めに洗う「拝み洗い」が効果的です。
これにより、硬い皮膜に微細な傷がつき、水の吸水率がアップします。

また、浸水時や炊飯時に塩をひとつまみ入れるのも有効です。

塩に含まれるナトリウムが、玄米特有の苦味(カリウム)を中和してくれるだけでなく、水の浸透を助けてふっくらと仕上げる効果があります。

さらに、料理酒を少量加えると、ぬか臭さが消えて風味が良くなるので、匂いが気になる方にはぜひ試してほしいテクニックです。

補足
プレーンヨーグルトを小さじ1杯程度入れて炊くと、乳酸菌の働きで玄米が柔らかくなり、酸味も飛んで美味しくなるという裏技もあります。

GABAが増える玄米の最適な炊き方

玄米には、ストレス軽減やリラックス効果が期待できるGABA(ギャバ)という成分が豊富に含まれています。

このGABAを効率よく摂取するためには、炊き方に少し工夫が必要です。

GABAは、玄米を水に浸して発芽しかけた状態(発芽玄米)にする過程で劇的に増加します。

通常の浸水をしっかり行うだけでもGABA量は増えますが、40度前後のぬるま湯に数時間浸けておくと、酵素が活性化してさらにGABAが増えると言われています。

最近の高級な電気圧力鍋には、この温度帯をキープしてくれる「活性玄米モード」や「GABA増量モード」が搭載されている機種もあります。

健康効果を最大限に引き出したい方は、調理プロセスの温度管理にも注目してみましょう。

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電気圧力鍋で玄米生活!機種選びと活用術

電気圧力鍋で玄米生活!機種選びと活用術

市場には多くの電気圧力鍋が出回っていますが、玄米調理に特化した機能や使い勝手はメーカーによって異なります。

ここでは、主要メーカーの特徴と、玄米生活を長く続けるための賢い活用術をご紹介します。

アイリスオーヤマの電気圧力鍋と玄米

コストパフォーマンスの高さで圧倒的な人気を誇るのが、アイリスオーヤマの電気圧力鍋です。
1万円台から購入できる手軽さが魅力ですが、機能面でも決して引けを取りません。

多くのモデルに「玄米モード」が標準搭載されており、ボタン一つで最適な加圧時間に設定してくれます。

特に、内釜のメモリが細かく見やすいので、玄米の水加減を調整しやすいのが個人的に気に入っているポイントです。

レシピブックも充実しており、玄米を使ったアレンジレシピも豊富。

初めて電気圧力鍋を購入する方や、まずは低予算で玄米生活をスタートさせたい方には、間違いなく最良の選択肢の一つと言えるでしょう。

項目アイリスオーヤマの特徴
価格帯リーズナブル(1.5万円〜)
玄米モード標準搭載の機種が多数
おすすめ層コスパ重視の初心者

パナソニックやティファールの特徴

機能性とブランドの信頼感を重視するなら、パナソニックティファールが候補に挙がります。

パナソニックの電気圧力鍋は、圧力が非常に高く、玄米を短時間で柔らかく炊き上げる能力に長けています。

デザインもシンプルで、キッチンに馴染みやすいのが特徴です。

一方、ティファールの「クックフォーミー」などは、大容量で時短調理に特化しています。

内蔵レシピの数が多く、液晶画面のナビゲーションに従うだけで調理が進むので、機械操作が苦手な方でも安心です。

ただし、海外ブランドの製品は本体サイズが大きめなことが多いので、キッチンの設置スペースは事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

玄米専用モードがある機種の選び方

電気圧力鍋を選ぶ際、玄米をメインで食べるなら「玄米専用モード」の有無は必ずチェックしてください。

汎用の「加圧モード」でも炊くことは可能ですが、専用モードがある機種は、玄米特有の吸水率や炊き上がり時間を計算したプログラムが組まれています。

また、一度に炊ける「炊飯容量」も重要です。
スペック表に「調理容量2.0L」とあっても、玄米が炊けるのは3合〜4合までというケースが一般的です。

豆類や玄米は調理中に泡が出やすいため、安全のために最大容量より少なめに制限されていることが多いのです。

家族の人数に合わせて、余裕のあるサイズを選ぶようにしましょう。

ポイント
玄米をまとめ炊きして冷凍保存する派の方は、4L以上の大容量サイズを選ぶと家事の効率が上がります。

電気圧力鍋で作る酵素玄米の魅力

美容や健康への関心が高い方の間で話題の「酵素玄米(寝かせ玄米)」も、電気圧力鍋なら自宅で簡単に作れます。

酵素玄米とは、玄米に小豆と塩を加えて炊き、その後数日間保温し続けて熟成させたご飯のことです。

電気圧力鍋は密閉性が高く、炊飯後の保温機能も優秀な機種が多いため、この「寝かせる」工程に最適です。

3日ほど保温すると、メイラード反応によってご飯が赤褐色に変化し、まるでお赤飯のようなモチモチ食感と旨味が生まれます。

消化吸収も良くなるので、胃腸への負担が気になる方にもぴったりです。
ただし、保温温度の管理などが必要になるため、説明書で長時間保温が可能かを確認しておきましょう。

玄米と白米を混ぜて炊くブレンド術

「玄米100%は少し食べにくい」「家族が白米派」という場合には、玄米と白米を混ぜて炊くブレンド炊きがおすすめです。

最初は「白米2:玄米1」くらいの割合から始めると、違和感なく食べられます。

電気圧力鍋でブレンド米を炊く時のコツは、浸水時間の違いを考慮することです。

玄米だけ先に数時間浸水させておき、炊く直前に洗った白米を混ぜるのが理想的ですが、面倒な場合は「発芽玄米」や「無洗米玄米」といった、浸水時間が短くて済む加工された玄米を使うのも賢い選択です。

これなら白米と同じタイミングでセットでき、手軽に栄養価をプラスできます。

電気圧力鍋で玄米習慣を続けるコツ

最後に、せっかく始めた玄米生活を三日坊主で終わらせないためのコツをお伝えします。
それは、「まとめ炊き」と「冷凍保存」の活用です。
電気圧力鍋は準備や片付けが比較的簡単とはいえ、毎回食事のたびにセットするのは大変です。

週末などの時間がある時に、最大容量まで一気に炊いてしまいましょう。
炊き上がったら、熱いうちに一食分ずつラップや保存容器に小分けし、粗熱が取れたらすぐに冷凍庫へ。
食べるときに電子レンジで解凍すれば、炊きたてのようなモチモチ感が蘇ります。

この「自家製レトルト玄米」のストックがあれば、忙しい平日でも手軽に健康的な食事が摂れるようになり、無理なく玄米習慣を続けられるはずです。

補足:冷凍する際は、平たく均一な厚さにすると解凍ムラが防げます。

まとめ:電気圧力鍋と玄米で健康的な食卓を

今回は、電気圧力鍋を使った玄米の美味しい炊き方や、失敗しないためのポイントについて紹介しました。

水加減は1.5倍、浸水時間はしっかり確保する、という基本さえ押さえれば、電気圧力鍋は最強のパートナーになります。

ぜひ、あなたにぴったりの一台を見つけて、美味しくて健康的な玄米生活を楽しんでください。

※本記事の内容は、執筆時点での一般的な情報に基づいています。
製品の仕様や推奨される調理法はメーカーによって異なるため、正確な情報は各製品の公式サイトや取扱説明書をご確認ください。
最終的な判断はご自身の責任で行ってください。