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圧力鍋で簡単りんごジャム!変色を防ぐ下ごしらえと時短レシピ

圧力鍋で簡単りんごジャム! 未分類

こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。

圧力鍋でりんごジャムを作りたい、と思ったことはありませんか?
りんごが安かったり、たくさん頂いたりすると、ジャムにして大量消費したいなと考えますよね。

でも、普通の鍋だとコトコト煮詰める時間が長くて、焦げる心配もあって結構大変です。

そんな時、圧力鍋を使えばすごく簡単に、時短でできるかも、と期待しますよね。

ただ、いざ作ろうとすると、「加圧時間は何分?」「りんごの皮はむくの?」「水分量はどれくらい?焦げないかな?」「とろみが出なかったらどうしよう…」など、色々な疑問が出てくるかなと思います。

この記事では、私がいつもやっている圧力鍋を使ったりんごジャムの作り方や、失敗しないための下ごしらえのコツ、保存方法まで、あなたの疑問にお答えしていきますね。

  • 圧力鍋を使ったりんごジャムの基本レシピ
  • 加圧時間や皮の扱いなど下ごしらえのコツ
  • ジャムが焦げないための注意点や保存方法
  • りんごジャムを使ったおすすめのアレンジ
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圧力鍋でりんごジャムを簡単時短で作るコツ

圧力鍋でりんごジャムを簡単時短で作るコツ

圧力鍋の最大の魅力は、なんといっても「時短」ですよね。
りんごジャム作りも例外ではありません。

普通の鍋なら30分以上かき混ぜながら煮込むところを、圧力鍋なら加圧時間はわずか数分で済んでしまいます。

ここでは、私が実践している簡単な作り方の流れや、下ごしらえのポイントを詳しく見ていきますね。

圧力鍋を使った基本のレシピ

まずは、基本的な作り方の流れです。とっても簡単ですよ。

材料(作りやすい分量)

  • りんご:2個(約500g~600g)
  • 砂糖:りんごの重量の30%~50%(私は甘さ控えめが好きなので30%くらい)
  • レモン汁:大さじ1~2

作り方

  1. りんごは皮をむき、芯を取り除いて8等分くらいのくし形切りにし、さらに5mm程度の薄切り(いちょう切り)にします。
  2. 圧力鍋に切ったりんごと砂糖(半量でもOK)を入れ、全体を混ぜ合わせます。
  3. そのまま20分ほど置いておくと、りんごから水分が出てきます。これが焦げ付き防止のポイントです!
  4. りんごから水分が出てきたら、レモン汁(と残りの砂糖)を加えて軽く混ぜます。
  5. 圧力鍋のフタを閉めて火にかけ、圧力がかかったら弱火にして加圧します(時間は1分半~5分程度)
  6. 加圧時間が終わったら火を止め、圧力が自然に下がるまで放置します(自然放置)。
  7. 圧が抜けたらフタを開け、もし水分が多いようなら、フタを開けたまま弱火で数分間煮詰めて、お好みのとろみに調整します。

これだけで、あっという間に美味しいりんごジャムが完成します。
砂糖の量はお好みで調整してくださいね。
最近は砂糖なしで作るレシピもあるみたいです。

りんごの皮はどうする?変色を防ぐ下ごしらえ

りんごの皮はどうする?変色を防ぐ下ごしらえ

りんごジャムを作るとき、「皮」をどうするか悩みませんか?

私は基本的に、食感を良くしたいので皮はむいています。
レシピサイトを見ても、皮をむく方法が一般的のようですね。

ただ、りんごの皮にはペクチン(ジャムのとろみ成分)や、きれいなピンク色を出す成分が含まれていることもあります。

もし色を付けたい場合は、皮だけをお茶パックなどに入れて一緒に煮る、という方法もありますよ。

それから、りんごを切っているとすぐに「変色」して茶色くなってしまいますよね。

これを防ぐには、切ったそばから塩水やレモン水につけるのが定番ですが、ジャムの場合はどうせ砂糖やレモン汁と混ぜます。

おすすめなのは、ボウルではなく直接圧力鍋の中でりんごを切りながら、切れたものから順に砂糖やレモン汁をまぶしていく方法です。

こうすれば洗い物も減りますし、りんごが空気に触れる時間が短くなるので変色を最小限に抑えられるかなと思います。
ぜひ試してみてください。

圧力鍋ならアク取りは不要?

圧力鍋ならアク取りは不要?

ジャム作りというと、コトコト煮込みながら丁寧に出てくる「アク」をすくい取るイメージがありますよね。

あのアクを取らないと、ジャムの風味が落ちたり、見た目が悪くなったりすると言われています。

では、圧力鍋の場合はどうでしょうか?

結論から言うと、私は圧力鍋でジャムを作る際は、ほとんどアク取りをしていません。

なぜかというと、圧力鍋は密閉状態で高温・高圧調理をするため、アク自体が出にくい、あるいは出ても食材と一緒に煮込まれて目立たなくなるからかな、と思っています。

加圧が終わり、フタを開けてから最後に煮詰める工程(とろみ調整)を入れる場合、その時にアクが浮いてくることがありますが、それも普通の鍋で煮込む時に比べると格段に少ないです。

もし気になったら、その時点で軽くすくい取る程度で十分ですね。
アク取りの手間が省けるのも、圧力鍋の大きなメリットだと思います。

加圧時間で変わるりんごの食感

圧力鍋のレシピで一番悩むのが「加圧時間」ですよね。
レシピを調べても、「加圧1分半」というものもあれば 、「加圧5分」というものもあって、どれが正解か分からない…と感じるかもしれません。

これは、どのくらいの「食感」を残したいかで変わってくるんです。

加圧時間の目安とりんごの食感

  • 加圧1~2分(短め): りんごの形が残りやすく、少し食感(ごろっと感)のあるジャムに仕上がります。
  • 加圧3~5分(長め): りんごがしっかり煮崩れて、なめらかでトロトロのジャムに仕上がります。

どちらが良いかは完全に好みですね。
私は少し形が残っている方が好きなので、いつも2分くらいで設定しています。

もし加圧時間が短くて「まだ硬いかも?」と思っても、大丈夫。
圧が抜けた後にフタを開けて、少し煮詰めればすぐに柔らかくなります。

逆に、一度トロトロにし過ぎてしまうと元の食感には戻せないので、心配な方は「短めの時間」から試してみるのがおすすめですよ。

りんごの大量消費にもおすすめの理由

秋になると、親戚から箱でりんごが送られてきたり、お店で安く売られていたりして、「食べきれない!」なんてこともありますよね。

そんな時こそ、圧力鍋でのりんごジャム作りが本領を発揮します。

理由は主に2つあります。

1. とにかく調理時間が短い

先ほども触れましたが、加圧時間はたったの数分です。
下ごしらえ(りんごを切る時間)は変わらなくても、鍋に張り付いてかき混ぜる時間がほぼゼロになります。

普通の鍋で1kgのりんごをジャムにしようと思ったら1時間近くかかるかもしれませんが、圧力鍋ならその半分以下の時間で完成することも。

2. 一度にたくさん作れる

圧力鍋は深さがあるものが多いので、ご家庭の鍋よりも多くの量を一度に仕込める場合があります。(ただし、圧力鍋には「最大調理量」の規定があるので、それは必ず守ってくださいね!)

たくさん作って、しっかり殺菌した瓶に詰めておけば、美味しいジャムが長く楽しめます。
季節の恵みを無駄なく使い切るためにも、圧力鍋は本当に頼りになる存在ですね。

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圧力鍋りんごジャムの保存法とアレンジ術

圧力鍋りんごジャムの保存法とアレンジ術

さて、美味しいジャムが完成したら、次は「どうやって保存するか」「どうやって楽しむか」ですね。

圧力鍋で作ったジャムも、基本的には普通のジャムと同じです。
特に砂糖の量を控えて作った場合は、保存方法に少し注意が必要です。

ここでは、保存のコツや、私がよくやるアレンジ方法をご紹介します。

とろみが出ない時の対処法

圧力鍋のフタを開けた時、「あれ?なんだか水分が多くてシャバシャバしてる…」と焦ることがあるかもしれません。

でも、心配いりません。
これは圧力鍋の特性上、調理中に水分が蒸発しにくいから起こる現象です。

対処法はとてもシンプル。

フタを開けたまま、弱火~中火で再加熱して煮詰める

これだけです。
ジャムは冷めると固まる(とろみが増す)性質があるので、煮詰めるときは「ちょっとゆるいかな?」くらいで火を止めるのがコツです。

木べらで鍋の底をかいて、一瞬だけ鍋底が見えるくらいが目安ですね。

もし、それでもとろみが足りない場合は、りんごのペクチンが少なかった可能性もあるので、市販のペクチンパウダーを少し加えてみるのも一つの手かもしれません。

焦げる心配は?圧力鍋の注意点

「圧力鍋は焦げやすい」と聞いて、心配になる方もいるかもしれません。
確かに、一度フタを閉めたら中身を確認できないので不安ですよね。

りんごジャム作りで焦げ付かせない最大のポイントは、「加熱を始める前に、りんごから十分な水分を引き出すこと」です。

レシピのところでも触れましたが、切ったりんごに砂糖をまぶして、20分ほど置いておく工程がとても重要。

りんごから出た水分が、砂糖が鍋底で焦げるのを防いでくれます。
水分が足りないまま加熱を始めると、砂糖が先に焦げてしまうんです。

圧力鍋の取り扱いに関する注意

圧力鍋はとても便利な調理器具ですが、使い方を誤ると事故につながる可能性もあります。
使用する際は、必ずお手持ちの圧力鍋の取扱説明書をよく読み、最大調理量やお手入れの方法など、記載されているルールを厳守してください。

特にパッキンなどの部品は消耗品ですので、定期的な点検と交換を心がけましょう。

りんごジャムの保存方法と日持ち

りんごジャムの保存方法と日持ち

手作りジャムは、保存方法がとても大切です。
特に、市販品に比べて砂糖の量を控えて作ったジャムは、保存性が低くなります。

基本は「冷蔵保存」です。
必ず、清潔な保存容器(できれば煮沸消毒したもの)に入れ、フタをしっかり閉めて冷蔵庫で保存してください。

気になる「日持ち」ですが、これは砂糖の量によって大きく変わります

  • 砂糖が多め(りんごの重量の50%以上)の場合:比較的長持ちしやすいですが、それでも冷蔵庫で数週間~1ヶ月程度が目安かなと思います。
  • 砂糖が少なめ(りんごの重量の30%程度)の場合:保存性はかなり低くなります。冷蔵庫で1~2週間以内に食べきるのが安心ですね。

あくまでこれらは目安です。
保存中は清潔なスプーンを使うようにし、カビが生えたり、変な匂いがしたりしたら、もったいなくても食べるのはやめましょう。

早めに食べきるのが一番ですね。

カビを防ぐ煮沸消毒のやり方

カビを防ぐ煮沸消毒のやり方

ジャムを少しでも長く楽しむために、保存する瓶の「煮沸消毒」は欠かせません。
カビなどの雑菌が繁殖するのを防ぐためです。
やり方は簡単なので、ぜひジャムを煮詰めている間にやってみてください。

瓶の煮沸消毒(シャフツしょうどく)の手順

  1. 瓶とフタを洗う: まずは保存瓶とフタ(金属製のもの)を食器用洗剤でよく洗います。
  2. 鍋に瓶を入れる: 大きめの鍋の底にふきんを敷き(瓶が割れるのを防ぐため)、そこに瓶を横向きに入れます。
  3. 水から火にかける: 瓶が完全に浸るくらいの「水」を入れます。(※熱湯から入れると温度差で瓶が割れるので必ず水から!)
  4. 沸騰させる: 火にかけて沸騰させます。沸騰したら、そのまま10分~15分ほどグラグラと煮沸します。
  5. フタも消毒する: フタは変形しやすいので、火を止める直前の5分間くらい、一緒に入れて消毒すればOKです。
  6. 乾燥させる: 清潔なトングなどで瓶とフタを取り出し、清潔なふきんやキッチンペーパーの上で逆さまにして、自然乾燥させます。

煮沸直後の瓶は非常に高温です。
取り出す際は火傷に十分注意してください。

また、ジャムを詰める際は、ジャムも瓶も熱いうちに詰めるのが理想ですが、難しい場合は無理をしないでくださいね。

アレンジ無限大!おすすめの食べ方

アレンジ無限大!おすすめの食べ方

手作りりんごジャム、パンに塗るだけじゃもったいないですよ!
圧力鍋で簡単にたくさん作れるからこそ、色々な食べ方を試してほしいなと思います。

私のおすすめアレンジ

  • ヨーグルトやグラノーラに: 定番ですが、やっぱり美味しいです。
  • バニラアイスに添えて: 熱々のジャムを冷たいアイスにかけると最高です。
  • 豚肉のソテーのソースに: 豚肉とリンゴは相性抜群。ジャムに少し醤油やバターを加えて煮詰めると、立派なポークソテーソースになります。
  • 紅茶に入れて「アップルティー」に: お好みの濃さで楽しんでください。
  • お菓子作りに: パウンドケーキやマフィンに混ぜ込んだり、アップルパイのフィリングにしたり。
  • ドレッシングに: オリーブオイル、酢、塩コショウと混ぜて、サラダ用ドレッシングにもなります。

甘さ控えめに作っておけば、お料理にも使いやすくて便利ですよ。

圧力鍋りんごジャムで毎日を豊かに

圧力鍋で作るりんごジャムは、いかがでしたか?

「ジャム作りは時間がかかって面倒」というイメージがあるかもしれませんが、圧力鍋を使えば本当に「あっという間」にできてしまいます。

加圧時間や皮の扱い、焦げ付きの心配など、いくつかのコツさえ押さえておけば、失敗することもほとんどないと思います。

りんごが旬の時期にたくさん作って、瓶詰めにして並べておくだけで、なんだか豊かな気持ちになれますよね。

市販のジャムも美味しいですが、自分で作ったジャムの味は格別です。
砂糖の量を調整して、自分好みの「圧力鍋りんごジャム」を、ぜひ作ってみてくださいね。