こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。
料理を作っている最中に、レシピにある唐辛子や鷹の爪が切れていることに気づいて焦った経験はありませんか。
辛味は料理の味を引き締める重要な要素ですが、わざわざ買いに走るのは大変ですよね。
実はキッチンにある一味唐辛子やラー油、七味唐辛子といった身近な調味料でも、十分に代用することが可能なんです。
この記事では、私が実際に試してみて良かった代用アイデアや、料理別の使い分けについて詳しくご紹介します。
- 唐辛子の代わりになる身近な調味料とその特徴
- 料理の種類に合わせた最適な代用品の選び方
- 代用する際の分量の目安や味付けの注意点
- 辛味調味料がまったくない時の対処法
身近な調味料で唐辛子の代用をする方法

まずは、冷蔵庫やキッチンの棚に眠っていそうな定番の調味料を使って、唐辛子の代用をする方法をご紹介します。
それぞれの特徴を理解して使い分けるのがポイントですよ。
一味唐辛子や七味唐辛子での代用
もっとも手軽で失敗が少ないのが、一味唐辛子や七味唐辛子を使う方法です。
一味唐辛子は原料が唐辛子そのものですので、赤唐辛子や鷹の爪の代用として味の邪魔をせずに使えます。
分量の目安としては、鷹の爪1本に対して小さじ1/2から1/4程度から調整してみてください。
一方で七味唐辛子は、唐辛子以外にも山椒や陳皮、胡麻などが含まれています。
そのため、きんぴらごぼうや豚汁、煮物などの和食には抜群に合いますが、シンプルなペペロンチーノなどに使うと少し風味が変わってしまう可能性があります。
和風の料理なら七味、純粋な辛味だけが欲しいなら一味といった使い分けを意識すると良いですね。
どちらも焦げやすいので、炒め物の場合は火を止める直前に入れるのがコツです。
ラー油を使って辛味と風味をプラス

餃子のタレなどで使うラー油も、立派な唐辛子の代用品になります。
ラー油はごま油などの植物油に唐辛子の辛味成分を移したものですので、油と一緒に辛味を足したい料理にはうってつけです。
特に、野菜炒めや中華スープ、麻婆豆腐などの仕上げに回しかけると、香ばしいごま油の香りと共にピリッとした刺激が加わります。
ただし、すでに油を使っている料理に多用すると、仕上がりがオイリーになりすぎてしまうことがあるので注意が必要です。
「食べるラー油」などはニンニクやフライドオニオンなどの具材が入っているため、料理の味付け自体が変わってしまうことがあります。
純粋な代用として使うなら、具が入っていないシンプルなラー油を選ぶか、具の味も計算に入れて味付けを薄めにしておくと安心ですよ。
豆板醤やコチュジャンは使える?

冷蔵庫に豆板醤(トウバンジャン)やコチュジャンが余っているという方も多いかもしれません。
これらも唐辛子を原料としていますが、塩分や発酵の旨味が含まれている点が大きな違いです。
豆板醤は塩気と辛味が強く、加熱することで香りが立つので、炒め物の最初に油と一緒に炒めると唐辛子の代用として良い仕事をしてくれます。
コチュジャンは甘みがある味噌ベースの調味料なので、代用すると料理が甘辛い味付けになります。
韓国料理や、照り焼き風の味付けには合いますが、すっきりした辛さを求める場合には向きません。
これらの調味料を代用する場合は、レシピに含まれる醤油や塩の量を少し減らして、全体の塩分バランスを調整することが大切です。
そのまま置き換えるのではなく、味を見ながら少しずつ足していくのが失敗しないコツですね。
チリペッパーなど洋風スパイスの活用

カレー作りなどで余ったチリペッパー(カイエンペッパー)やレッドペッパーなどの洋風スパイスも、もちろん唐辛子の代用になります。
これらは基本的に唐辛子を粉末にしたものなので、一味唐辛子と同じような感覚で使って問題ありません。
特にトマトソースのパスタやピザ、肉料理などの洋食には、和風の一味唐辛子よりも馴染みが良い場合があります。
粒子が細かい分、ホール(丸ごと)の唐辛子よりも辛味をダイレクトに感じやすいのが特徴です。
「これくらいかな?」とドサッと入れると激辛になってしまうことがあるので要注意。
耳かき1杯程度のごく少量から加えていくのが安全です。
また、パプリカパウダーは色が似ていますが辛味はほとんどないので、間違えないようにラベルをよく確認してくださいね。
柚子胡椒やわさびで代用するアイデア

「唐辛子系の赤いスパイスが全くない!」という絶体絶命のピンチには、視点を変えて柚子胡椒やわさびを使ってみるのも面白いですよ。
これらは唐辛子とは違ったベクトルの辛味ですが、料理のアクセントとしては十分に機能します。
例えば、パスタや炒め物に柚子胡椒を加えると、爽やかな香りと青唐辛子の鋭い辛味が加わり、大人な味わいに仕上がります。
クリーム系の料理やお肉料理には、わさびのツンとした辛味が意外とマッチして、味が引き締まることも。
これらは「代用」という枠を超えて、新しい料理のアレンジとして楽しめるかもしれません。
ただし、加熱しすぎると風味が飛んでしまうため、出来上がる直前や、お皿に盛り付けてから添えるのが美味しく食べるポイントです。
料理別で見る唐辛子の代用テクニック

つづいては、具体的な料理のシーンに合わせて、どの代用品を使うのがベストなのかを深掘りしていきます。
料理の完成度を落とさないためのちょっとした工夫もお伝えしますね。
ペペロンチーノを作る時の代用
ペペロンチーノにとって唐辛子は主役級の食材ですが、ない場合でも美味しいパスタは作れます。
一番のおすすめは「一味唐辛子」または「輪切り唐辛子」です。
見た目の赤色は少なくなりますが、辛味のパンチは十分に補えます。
もしこれらもない場合は、思い切って「粗挽き黒胡椒(ブラックペッパー)」を多めに効かせてみてください。
唐辛子のピリッとした辛さとは違いますが、黒胡椒のワイルドな香りと辛味がニンニクの風味と合わさり、「カチョエペペ(チーズと胡椒のパスタ)」のような美味しいオイルパスタになります。
辛味が足りない分、ニンニクを少し多めにじっくり炒めて香りを立たせることで、物足りなさをカバーできますよ。
見た目が寂しいときは、パセリや乾燥バジルを散らせば彩りもバッチリです。
きんぴらごぼうに合う代用品

きんぴらごぼうの甘辛い味付けには、やはり一味唐辛子か七味唐辛子がベストマッチです。
特に七味唐辛子は、ごまや陳皮の香りが醤油ベースの味付けに奥行きを与えてくれるので、あえて鷹の爪を使わずに七味で作るという家庭も多いですよね。
もし唐辛子系が苦手な方や、切らしている場合は、「生姜(しょうが)」を千切りにして一緒に炒めるのがおすすめです。
生姜の爽やかな辛味がアクセントになり、ごぼうの土臭さも消してくれるので、上品なきんぴらに仕上がります。
また、仕上げに白ごまをたっぷり振ることで風味が豊かになり、辛味がなくてもご飯が進む一品になります。
生姜を使う場合は、最初にごま油で炒めて香りを引き出してから具材を入れると、より美味しくなります。
麻婆豆腐や中華料理の場合
麻婆豆腐やエビチリなどの中華料理で唐辛子(鷹の爪)がない場合は、豆板醤があればそれで十分代用可能です。
レシピに「鷹の爪」と「豆板醤」の両方が書いてある場合、鷹の爪は辛味の補強として使われていることが多いので、その分、豆板醤を少し多めに入れるか、仕上げにラー油をかけることでバランスが取れます。
辛い調味料が一切ない場合は、山椒(花椒)を効かせるのも一つの手です。
唐辛子の「辣(ラー)」の辛さはありませんが、山椒の「麻(マー)」の痺れるような刺激があれば、本格的な中華の雰囲気を楽しめます。
お子様用に取り分けた後、大人用だけラー油や山椒で辛味を足すというスタイルなら、家族みんなで楽しめますね。
漬物やピクルスの辛味づけ
白菜の浅漬けやピクルスにちょこんと入っている唐辛子。
あれは辛味だけでなく、防腐効果や彩りの役割も果たしています。
代用としては、一味唐辛子を振ると全体に辛味が馴染みやすくなりますが、液が濁ってしまうのが難点です。
彩りを重視するなら、赤パプリカを細く切って入れると見た目が華やかになります。
辛味を加えたい場合は、生姜の薄切りや、粒胡椒(ホールペッパー)を一緒に入れて漬け込むのがおすすめです。
特に粒胡椒は噛んだ時に弾ける香りが良く、ピクルスには相性抜群です。
和風の漬物なら、細切りにした昆布を入れると旨味が増し、辛味がなくても深い味わいになるので、ぜひ試してみてください。
辛味調味料がまったくない時の対処法
「唐辛子もない、一味もラー油も何もない!」という時でも、諦める必要はありません。
辛味はあくまで料理のアクセント。素材の味や他の香味野菜を活かすことで、十分に美味しい料理になります。
例えば、ニンニクや生姜、ネギ、ミョウガ、大葉といった香味野菜(薬味)をたっぷりと使ってみてください。
これらの食材が持つ辛味や香りは、唐辛子の代わりとして食欲をそそる良い働きをしてくれます。
| 食材 | 期待できる効果 |
| ニンニク | パンチのある香りと旨味で満足感アップ |
| 生姜 | 爽やかな辛味と体温め効果 |
| 黒胡椒 | ピリッとした刺激と香りで味を引き締める |
無理に辛くしようとせず、「今日はマイルドな味を楽しむ日」と割り切って、出汁(だし)を効かせたり、ごま油やオリーブオイルの香りを立たせたりする方向へシフトするのも、料理上手の知恵と言えるでしょう。
唐辛子の代用に関するまとめ
唐辛子が手元になくても、一味唐辛子やラー油、豆板醤など、キッチンにある多くの調味料で代用ができることが分かりました。
和食なら七味、中華なら豆板醤やラー油、洋食なら黒胡椒やチリペッパーなど、料理のジャンルに合わせて使い分けることで、違和感なく、時にはオリジナルよりも美味しい発見があるかもしれません。
大切なのは、代用品それぞれの塩分や香りの特徴を理解して、量を調整することです。
次回、唐辛子を買い忘れてしまった時は、ぜひこの記事で紹介したアイデアを思い出して、ピンチをチャンスに変えてみてくださいね。
「意外とこっちの方が好きかも?」という新しい味に出会えるかもしれませんよ。

