こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。
レシピを見ていて「ざらめ」が必要な場面に出くわしたとき、わざわざ買いに行くのは面倒だし、余らせてしまうのも勿体ないと感じたことはありませんか?
家に普段ある上白糖やグラニュー糖で代用できたら便利ですよね。
今回は、そんな時に役立つざらめの代用アイデアや、カステラや角煮など料理ごとの使い分け、分量の調整について詳しくお話しします。
- ざらめの代わりに使える身近な砂糖や甘味料の種類
- カステラや角煮など料理別の最適な代用テクニック
- 代用する際の分量や甘さの調整における重要なポイント
- 食感や仕上がりを近づけるためのちょっとしたコツ
ざらめの代用におすすめな砂糖の種類

ざらめが手元になくても、キッチンにある他の砂糖で十分に代用できることが多いんです。
ここでは、それぞれの砂糖の特徴を活かした代用のヒントをご紹介しますね。
上白糖で代用する場合の特徴
日本の家庭で最も一般的な「上白糖」は、ざらめの代用として一番手軽に使える調味料です。
しっとりとした水分を含んでいるため、ざらめのようなカリッとした食感は出せませんが、甘みをつけるという基本的な役割は十分に果たしてくれます。
煮物や照り焼きなど、一般的な料理であれば、ほとんど違和感なく仕上がりますね。
ただし、上白糖は焦げやすい性質があるので、焼き菓子などに使う際は焼き色がつかないよう少し注意が必要かも。
また、ざらめ特有の「スッキリとしたキレのある甘さ」に比べると、上白糖は少し濃厚でコクのある甘さに感じられることがあります。
厳密な風味の違いにこだわらない普段の料理なら、まずは上白糖で試してみるのがおすすめですよ。
グラニュー糖を使うメリット

お菓子作りによく使われる「グラニュー糖」は、ざらめの代用としてかなり優秀です。
実は、成分的に見るとざらめ(白双糖)とグラニュー糖は非常に似ていて、どちらも純度の高いショ糖が主成分なんですね。(参照:精糖工業会 砂糖の使い分け)
そのため、雑味のないスッキリとした甘さを出したい場合には、上白糖よりもグラニュー糖の方がざらめに近い仕上がりになります。
サラサラとしていて溶けやすいので、素材の味を邪魔したくない料理やお菓子作りにはピッタリかなと思います。
ただし、粒が細かいので、あの「ガリガリ」とした食感は出せません。
食感よりも「上品な甘さ」や「ツヤ」を重視したいレシピ、例えばコーヒーや紅茶に入れる甘味料としてや、繊細な味わいのクッキーなどには、迷わずグラニュー糖を選んでみてください。
三温糖でコクを出す方法

茶色い見た目が特徴の「三温糖」も、ざらめの代わりとして使うことができます。
三温糖は特有のカラメルのような風味と強い甘みを持っているので、料理にコクや深みを出したい時には最適ですね。
ざらめの中でも「中双糖(ちゅうざらとう)」と呼ばれる茶色いざらめの代用としては、この三温糖が一番味が近いです。
煮魚や角煮など、こっくりとした濃厚な味付けにしたい料理には、むしろ白いざらめよりも三温糖の方が美味しく仕上がることもありますよ。
一方で、素材の色を活かしたい鮮やかな煮物や、白いお菓子を作る時には、三温糖の茶色が影響してしまうので避けた方が無難かも。
料理の仕上がりの「色」と「コク」をイメージして使い分けるのがポイントですね。
きび砂糖の風味を活かす

最近健康志向の方に人気の「きび砂糖」も、ざらめの代用として活躍します。
精製度が低くミネラルを含んでいるため、まろやかで優しい甘さが特徴ですよね。
ざらめのようなガツンとした甘さとは少し違いますが、料理全体を優しい味わいにまとめたい時にはとても重宝します。
特に和食の煮物などに使うと、角のないふんわりとした美味しさになるので、個人的には結構好きですね。
ただ、独特の風味(黒糖に近い香り)が少しあるので、繊細な香りを大切にしたいお菓子やハーブティーなどに使うと、香りが喧嘩してしまう可能性があります。
和食や、素朴な味わいの焼き菓子など、風味をプラスしたい場面で積極的に使ってみてください。
氷砂糖や角砂糖は使えるか

梅酒作りなどで余った「氷砂糖」や、コーヒー用の「角砂糖」も、基本的には砂糖の仲間なので代用は可能です。ただ、形状が大きく異なるため、少し工夫が必要になりますね。
氷砂糖は非常に溶けにくいのが特徴です。
煮込み料理など時間をかけて加熱するものならそのまま入れても溶けますが、急ぎの料理や焼き菓子には向きません。
もし使うなら、厚手の袋に入れて麺棒などで砕いてから使うと良いでしょう。
角砂糖はグラニュー糖を固めたものなので、溶かせばグラニュー糖と同じように使えます。
一つあたりの重さが決まっているので(約3〜4g)、計量スプーンがない時には逆に便利かも。
余っているなら有効活用してみるのもアリですね。
| 砂糖の種類 | 甘さの特徴 | ざらめ代用のおすすめ度 |
|---|---|---|
| 上白糖 | しっとり濃厚 | ★★★(万能) |
| グラニュー糖 | スッキリ | ★★★(風味◎) |
| 三温糖 | コクがある | ★★☆(煮物に) |
| 氷砂糖 | 純度が高い | ★☆☆(砕けばOK) |
はちみつを使う際の注意点
液体の「はちみつ」も甘味料として代用できますが、砂糖とは性質が大きく違うので注意が必要です。
まず、はちみつは砂糖よりも甘みを強く感じやすいので、ざらめと同量入れてしまうと甘くなりすぎてしまいます。
目安としては、ざらめの分量の7〜8割程度に抑えるのがポイントです。
また、液体なので生地の水分量が変わってしまったり、独特の香りがあったりと、レシピによっては仕上がりが大きく変わることもありますね。
そして一番重要なのが、1歳未満の乳児には絶対に与えないこと(ボツリヌス菌のリスク)。(参照:厚生労働省 ハチミツを与えるのは 1 歳を過ぎてから)
ここだけはしっかり守ってくださいね。
照り焼きのツヤ出しなどにはとても効果的なので、特性を理解して使いましょう。
ざらめの代用を料理別で楽しむコツ

調味料としての代用は可能でも、料理によっては「ざらめじゃないと出せない良さ」があるのも事実です。
ここでは、料理ごとの代用のポイントや、どこまで再現できるかについて掘り下げてみます。
カステラの食感は再現できるか
カステラの底にある、あの「ジャリッ」とした食感。
あれこそがざらめ(特に大粒の白双糖)の醍醐味ですよね。
残念ながら、この独特な食感を上白糖やグラニュー糖で再現するのは非常に難しいです。
普通の砂糖は焼いている間に生地の水分で溶けてしまうため、焼き上がった時にあの粒々は残りません。
「味としてのカステラ」を作るならグラニュー糖などで十分美味しく焼けますが、「食感も楽しむカステラ」を目指すなら、代用せずにざらめを買ってきた方が満足度は高いかなと思います。
どうしても代用で食感を出したい場合、あえて溶けにくい「氷砂糖」を細かく砕いて底に敷くという裏技もなくはないですが、粒の大きさを均一にするのが大変なので、やはり本物のざらめには敵わないかもしれません。
角煮や煮物での代用テクニック

豚の角煮や魚の煮付けなどでは、ざらめを使うことで「テリ」と「コク」を出しますよね。
この場合、代用として最もおすすめなのは「三温糖」や「きび砂糖」、あるいは「上白糖+みりん」の組み合わせです。
ざらめはゆっくり溶けていくことで、肉や魚にじっくりと味が染み込み、照りが出やすくなると言われています。
代用の砂糖を使う場合は、最初から全量を入れるのではなく、数回に分けて加えることで、味が急に入りすぎて肉が硬くなるのを防ぐことができますよ。
仕上げに煮汁を煮詰める段階で、少しだけみりんやはちみつを加えると、ざらめを使った時のような美しい照りを再現しやすくなります。
煮物に関しては、代用でも十分美味しく作れるので安心してくださいね。
焼き菓子や照り焼きへの活用
クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子でざらめが指定されている場合、それは「表面のカリカリ感」や「飾り」としての役割が大きいことがあります。
メロンパンの表面などが良い例ですね。
この場合、グラニュー糖で代用すると、カリカリ感は弱まりますが、キラキラとした見た目はある程度再現できます。
もし「クリスタルシュガー」や「パールシュガー」といった製菓材料があれば、それがベストな代用品になります。
照り焼きチキンなどの「照り焼き」に関しては、溶けやすい上白糖でも全く問題ありません。
むしろ、早く溶けるので調理時間の短縮になるかも。
タレにとろみがつくまでしっかり煮絡めれば、ざらめに負けないツヤツヤの照り焼きが作れますよ。
焼き菓子でざらめを生地の中に混ぜ込むレシピの場合、代用の砂糖では溶けてしまって食感のアクセントが消えることがあります。
レシピの意図(食感重視か味重視か)を確認してから代用しましょう。
代用時の分量と甘さの調整

ざらめを他の砂糖で代用する際、一番気になるのが「分量」ですよね。
基本的には、重さ(グラム)で測るなら同量(1:1)で置き換えて大丈夫です。
ただし、「大さじ1」などの「かさ(体積)」で測る場合は注意が必要です。
ざらめは粒が大きく隙間が多いので、上白糖と同じ大さじ1でも、実際の重さが異なることがあります。
一般的に、上白糖の大さじ1は約9g、ざらめの大さじ1は約13〜15gと言われています(商品によりますが)。
つまり、レシピの「ざらめ大さじ1」を「上白糖大さじ1」で代用すると、少し甘さが足りなくなる可能性があるんです。
代用する時は、できるだけキッチンスケールを使って「重さ」で測るようにすると、失敗が少なくなりますよ。
まとめ:ざらめの代用で料理上手に
ざらめがなくても、上白糖やグラニュー糖、三温糖などをうまく使い分ければ、美味しい料理やお菓子は十分に作れます。
食感を重視するカステラのような料理以外では、あまり神経質にならずに代用しても大丈夫なケースがほとんどですね。
大切なのは、それぞれの砂糖が持つ「甘さの強さ」「溶けやすさ」「風味」の特徴を知っておくこと。
これさえ押さえておけば、レシピ通りにいかなくても慌てることはありません。
ぜひ、家にあるお砂糖をフル活用して、毎日の料理をもっと自由に楽しんでくださいね。
なお、今回ご紹介した代用方法は一般的な目安ですので、厳密な栄養価や仕上がりについては、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
最終的な判断は専門家にご相談くださいね。

