こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。
煮物やお菓子作りでレシピにザラメと書いてあるけれど手元になくて困ったという経験はありませんか。
わざわざ買いに行くのも手間ですし家にある砂糖でなんとかならないかなと悩みますよね。
実は上白糖やグラニュー糖など普段使っているお砂糖でもポイントさえ押さえれば十分に美味しい料理やお菓子を作ることができるんです。
この記事ではザラメがない時に役立つ身近な代用品や使い分けのコツについて詳しくご紹介していきます。
- 家にある砂糖でザラメの代用をする具体的な方法
- 代用した際の味や食感の違いと美味しく作るコツ
- カステラや煮物など料理別の適した砂糖の選び方
- 代用する時に気をつけておきたいポイントと注意点
ザラメの代用で美味しく料理を作る方法

ザラメがない時でも、焦ってスーパーに走る必要はありません。
実は、キッチンにあるこれらのお砂糖たちが、立派なピンチヒッターになってくれるんですよ。
グラニュー糖はザラメの代わりになる?
まず一番最初に思い浮かぶのが、コーヒーや紅茶によく使われるグラニュー糖ですよね。
結論から言うと、グラニュー糖はザラメの代用として非常に優秀です。
なぜなら、ザラメ(中ザラ糖や白ザラ糖)とグラニュー糖は、成分的にとても似ていて、どちらも純度の高いショ糖でできているからなんです。
私自身、お菓子作りをしていてザラメを切らしてしまった時に、グラニュー糖で代用したことが何度もありますが、味の邪魔をしないすっきりとした甘さは、ザラメとほとんど変わりません。
粒の大きさが違うので、溶けるスピードこそ違いますが、溶けてしまえばこっちのものです。
特に、色をつけたくないジャム作りや、すっきり仕上げたい梅シロップなんかには、むしろグラニュー糖の方が使いやすい場面もあるくらいです。
「粒が小さいザラメ」くらいの感覚で、同じ分量で使ってもらって大丈夫ですよ。
家にある上白糖で代用する場合のコツ

日本の家庭なら絶対に置いてあると言っても過言ではない上白糖。
これももちろん、ザラメの代用として使えます。
ただ、少しだけ性質が違うので、そこだけ頭に入れておくと失敗が少なくなりますよ。
上白糖は、ザラメやグラニュー糖と違って、しっとりとしていて水分を含んでいます。
そして、加熱した時に焦げ色がつきやすいという特徴があるんですね。
なので、煮物などに使う場合は、コクが出て美味しく仕上がるので相性が良いのですが、焦がしたくないお菓子作りの時は火加減に少し注意が必要です。
上白糖はザラメよりも甘さを強く感じやすいので、レシピの分量より気持ち少なめに入れると、バランスが取れやすいですよ。
「とりあえず甘くしたい!」という目的であれば、上白糖で全く問題ありません。
私も普段の煮魚なんかは、ザラメがなければ迷わず上白糖を使っちゃっています。
三温糖ならコクが出て近い味になる

茶色い色をした三温糖、これを使っているご家庭も多いですよね。
三温糖は、ザラメの中でも「中ザラ糖」と呼ばれる茶色いザラメの代用としては、実はベストパートナーかもしれません。
あの茶色い色は、加熱によるカラメル化などが関係しているので、独特のコクや風味があります。
これが、煮物や照り焼き料理に深みを出してくれるんです。
私が豚の角煮を作る時、ザラメがない時は必ず三温糖を使っています。
あのコッテリとした美味しい照りとコクは、白い砂糖ではなかなか出せないんですよね。
ただし、白ザラ糖を指定しているような、色を綺麗に見せたい果実酒やお菓子作りの場合は、三温糖を使うと茶色く仕上がってしまうので、そこだけは注意して使い分けてくださいね。
きび砂糖を使った代用で風味豊かに

最近、健康を意識してきび砂糖を使っている方も増えてきましたよね。
きび砂糖もザラメの代用として使うことができます。
きび砂糖はサトウキビのミネラル分が残っているので、とてもまろやかで優しい甘さが特徴です。
ザラメの代用として使うと、ガツンとした甘さというよりは、素材の味を引き立てるような奥深い味わいになります。
私はクッキーなどの焼き菓子を作る時に、ザラメの代わりにきび砂糖を使うことがありますが、カントリー風の素朴な味わいになって、これはこれでとっても美味しいんです。
きび砂糖は溶けやすいので、ザラメのように「溶け残り」を心配する必要があまりないのも嬉しいポイントです。
煮物に使っても、角のない優しい味に仕上がるので、小さなお子さんがいるご家庭なんかには特におすすめかなと思います。
氷砂糖を砕いて使うのはアリなのか

梅酒作りなどで余った氷砂糖が、棚の奥で眠っていませんか?
「これも砂糖だし、使えるのかな?」と疑問に思う方もいると思います。
結論としては、使えます!
むしろ、成分的にはザラメ(白ザラ糖)と氷砂糖は、結晶の大きさが違うだけでほぼ同じ兄弟のようなものです。
ただ、最大の問題はその「大きさ」ですよね。
そのまま料理に入れたら、溶けるのに時間がかかって大変なことになります。
なので、代用する場合は面倒ですが、袋に入れて麺棒などで叩いて砕く必要があります。
私も一度試したことがありますが、かなり硬いので砕くのが一苦労でした。
でも、砕いてしまえば純度の高い素晴らしい砂糖なので、すっきりとした上品な甘さは格別です。
手間を惜しまない方や、フードプロセッサーを持っている方なら、余った氷砂糖の有効活用としてアリだと思いますよ。
スティックシュガーや角砂糖の活用法

来客用に買ったけど余ってしまったスティックシュガーや角砂糖。これもザラメの代用として立派に使えます。
中身は基本的にグラニュー糖であることが多いので、ザラメの代用としてはかなり適しているんです。
スティックシュガーなら、1本3gや5gと量が決まっているので、計量スプーンを出さなくていいという意外なメリットもあったりします。
私はちょっとした煮物の味付けで「少し甘みが足りないな」という時に、ザラメの代わりにスティックシュガーをサッと入れることがあります。
角砂糖も溶けやすいように加工されていますが、煮物など水分の多い料理ならそのまま放り込んでOKです。
ただ、炒め物などの水分の少ない料理だと溶け残る可能性があるので、軽く砕いてから使うか、少量の水で溶いてから使うのがコツですね。
ザラメを代用する際の注意点と使い分け

代用品でも美味しく作れることは分かりましたが、やっぱりザラメじゃないと出せない「良さ」もあるんです。
ここでは、料理やお菓子ごとの注意点をお話ししますね。
カステラ特有のガリガリ食感は出せる?
カステラの一番下の紙を剥がした時に現れる、あのキラキラしたザラメ。あの「ガリガリ」とした食感が大好きという方も多いですよね。
残念ながら、この食感だけは、他の砂糖で代用して再現するのは非常に難しいです。
グラニュー糖や上白糖は、焼いている間に生地の水分で溶けて馴染んでしまいます。
ザラメがあの食感を残せるのは、結晶が大きくて溶けにくいからこそなんです。
「どうしてもあのガリガリが食べたい!」というカステラ作りの時だけは、代用せずにザラメを買ってくることを強くおすすめします。
無理に角砂糖を砕いて入れても、ザラメのような綺麗な結晶の食感にはなりにくいので注意してくださいね。
逆に、食感は求めていなくて、味だけカステラ風になれば良いのであれば、他の砂糖でも十分に美味しく焼けますよ。
煮物のテリやツヤへの影響について

お店で食べるような、テリッテリの美しい煮物。
あのツヤを出すには、やっぱりザラメ(特に中ザラ糖)が最強だと私は思います。
ゆっくりと溶けて、素材にじっくり糖分が染み込んでいく過程で、強いツヤが生まれるんです。
上白糖やグラニュー糖で代用した場合、甘味はつきますが、ザラメほどの強い照りは出にくい傾向があります。
でも、がっかりしないでください。
代用する場合でも、みりんを少し多めに使ったり、仕上げの段階で強火にして煮詰めたりすることで、ある程度のツヤは出すことができます。
「家庭料理だからそこまで見た目にはこだわらないよ」という場合は、味自体はそこまで大きく変わらないので、手持ちの砂糖で十分美味しい煮物が作れますよ。
綿あめを作る時の代用品選びのポイント
家庭用の綿あめ機で遊ぶ時、「専用のザラメがない!」となること、ありますよね。
この場合、代用品として一番安全なのはグラニュー糖です。
上白糖は水分を含んでいるので、綿あめ機の中で溶けた時にベタついて詰まりの原因になったり、綺麗なフワフワにならなかったりすることがあります。
三温糖も焦げ付きやすいのであまりおすすめできません。
グラニュー糖ならサラサラしていて水分も少ないので、ザラメと同じように綺麗な綿あめが作りやすいです。
色付きの綿あめにはなりませんが、味や食感はちゃんとした綿あめになります。
故障の原因にならないよう、お使いの機械の説明書も一度確認してから試してみてくださいね。
コーヒーシュガーは代わりとして使えるか
おしゃれな茶色の結晶、コーヒーシュガー。
これ、見た目が茶色いザラメ(中ザラ糖)にそっくりですよね。
実はこれ、氷砂糖にカラメル色素を加えたものが多いので、ザラメの代用として使うことは可能です。
コクや風味もあって美味しいのですが、難点は「溶けにくさ」と「お値段」でしょうか。
コーヒーに入れてゆっくり溶かすために作られているので、料理に使うには粒が大きすぎて溶けにくいです。
そして何より、調味料としてドバドバ使うにはもったいないお値段ですよね。
賞味期限切れ間近で大量に余っている、といった特殊な状況でなければ、わざわざ代用品として選ぶメリットは少ないかもしれません。
でも、煮込み料理なんかに使うと、隠し味的な深みが出て美味しくはなりますよ。
意外と知らないザラメと他の砂糖の違い
ここまで色々な代用品を見てきましたが、そもそもザラメと他の砂糖は何が違うのでしょうか。
一番の違いは「結晶の大きさ」と「純度」です。
| 種類 | 特徴 | おすすめの代用用途 |
|---|---|---|
| ザラメ(白) | 結晶が大きく純度が高い | 果実酒、お菓子 |
| 中ザラ糖 | 茶色でコクがある | 煮物、照り焼き |
| グラニュー糖 | 結晶が細かくサラサラ | 全般(特に白ザラ糖の代用) |
| 上白糖 | しっとり、焦げやすい | 全般(煮物にコクが出る) |
このように整理してみると、用途に合わせて何を使えばいいかが見えてきますね。
ザラメは「ゆっくり溶ける」という性質が料理に良い影響を与えることが多いですが、溶けてしまえば成分はほぼ同じ砂糖です。
あまり難しく考えすぎず、特徴を知った上で使い分ければ、料理の幅も広がります。
ザラメの代用を活用して料理を楽しむまとめ
今回は、ザラメがない時の代用アイデアについてご紹介してきました。
結論として、グラニュー糖や上白糖など、家庭にある砂糖でザラメの代用は十分に可能です。
すっきり仕上げたいならグラニュー糖、コクを出したいなら三温糖や上白糖、と使い分けることで、ザラメがなくても美味しい料理を作ることができます。
ただし、カステラのザラザラ食感だけは代用が難しいので、そこだけは割り切りが必要ですね。
「ザラメがないから作れない」と諦めるのではなく、代用の砂糖を使うことで、いつもとは少し違った仕上がりや発見があるかもしれません。
ぜひ、手元にあるお砂糖を活用して、自由な発想でお料理を楽しんでみてくださいね。
※本記事の情報は一般的な目安です。
特定のレシピや機器を使用する際は、それぞれの説明書や公式サイトをご確認ください。
