こんにちは。下ごしらえ.com 運営者の「ゆたりん」です。
スーパーで鮮やかな緑色のズッキーニを見かけると、つい手に取りたくなりますよね。
でも、いざ自宅で調理しようとすると、ズッキーニの焼き方や切り方に迷ってしまうことはありませんか。
生焼けが心配で焼きすぎるとぐにゃぐにゃになってしまったり、味付けがマンネリ化してしまったりと、意外と悩みは尽きないものです。
実は、フライパンやトースターを使ってシンプルに焼くだけで、ズッキーニは驚くほどジューシーで甘みのあるご馳走に変わります。
今回は、人気のチーズ焼きやオリーブオイルを使ったソテーなど、素材の味を最大限に活かす方法を詳しくご紹介します。
- ズッキーニの甘みを引き出す基本的な切り方と下ごしらえ
- フライパンやトースターを使った失敗しない焼き方のコツ
- チーズやマヨネーズを使った子供も喜ぶ人気レシピ
- 焼きすぎて失敗しないための火加減と焼き時間の目安
フライパンで簡単!ズッキーニの焼き方基本

ズッキーニは油との相性が抜群の野菜です。
ここでは、フライパンを使って誰でも簡単に実践できる、基本の焼き方から応用テクニックまでを順を追って紹介します。
道具も少なくて済むので、今日の夕食からすぐに試せますよ。
焼く前のズッキーニの下ごしらえと切り方

美味しいズッキーニ料理を作るための第一歩は、丁寧な下ごしらえと適切な切り方にあります。
ズッキーニは皮が薄いため、ピーラーで剥く必要は基本的にありませんが、皮の苦味が気になる場合や見た目をストライプ状におしゃれにしたい場合は、ピーラーで数箇所皮を剥くと良いでしょう。
まずは水洗いし、ヘタとお尻の部分を少し切り落とします。
焼き物にするときのおすすめの切り方は、1センチ程度の厚みを持たせた輪切りです。
薄すぎると焼いた時に食感が損なわれやすく、逆に厚すぎると火が通るのに時間がかかってしまいます。
1センチ幅であれば、外はカリッと、中はジューシーな食感を両立させやすいのです。
また、長さを活かして縦にスライスする切り方も、ステーキのような見た目になり、バーベキューやメインディッシュの付け合わせとして見栄えがします。
調理法に合わせて切り方を変えるだけで、味わいの印象がガラリと変わるのがズッキーニの面白いところですね。
オリーブオイルを使った香ばしいソテー

ズッキーニの美味しさを最もダイレクトに味わえるのが、オリーブオイルを使ったシンプルなソテーです。
オリーブオイルのフルーティーな香りとズッキーニの相性は最高で、イタリアンな雰囲気を手軽に楽しめます。
調理のポイントは、フライパンにオリーブオイルを少し多めに入れることです。
ズッキーニはナスのように油を吸う性質があるため、ケチらずに使うことで、トロッとした極上の舌触りに仕上がります。
中火で熱したフライパンにズッキーニを並べたら、あまり動かさずにじっくりと焼き色をつけましょう。
片面にこんがりとしたきつね色の焼き目がついたら裏返し、もう片面も同様に焼きます。
仕上げに塩をパラリと振るだけで、素材の甘みが引き立ち、いくらでも食べられる美味しさになります。
ニンニクのスライスを一緒に炒めると、香りが移ってさらに食欲をそそる一品になりますよ。
冷めても美味しいので、お弁当のおかずとしても重宝するレシピです。
カリッと仕上がるチーズ焼きのレシピ

ズッキーニの淡白な味わいにコクをプラスしたい時は、チーズ焼きが鉄板です。
とろけるチーズの塩気と旨味が、ジューシーなズッキーニに絡んで絶品です。
作り方はとても簡単で、まずはフライパンでズッキーニの両面に軽く焼き色をつけます。
8割ほど火が通ったところで、ピザ用チーズやスライスチーズをズッキーニの上に乗せ、蓋をして蒸し焼きにします。
もし「カリカリ」の食感を楽しみたいなら、チーズをフライパンに直接置き、その上にズッキーニを乗せて焼く「羽根つき」スタイルもおすすめです。
チーズが焦げて香ばしい煎餅のようになり、お酒のおつまみとしても最高です。
粉チーズを使う場合は、焼く前に小麦粉と混ぜてまぶしておくと、ムラなくカリッと仕上がります。
黒胡椒を多めに振れば、大人の味わいに変身します。
子供も喜ぶマヨネーズ焼きのコツ

野菜が苦手なお子様でも、マヨネーズ焼きにすればパクパク食べてくれることが多いです。
マヨネーズの酸味とコクがズッキーニ特有の青臭さをカバーし、まろやかな味わいにしてくれるからです。
フライパンに油を引かずに、マヨネーズをそのまま入れて熱し、そこでズッキーニを炒める方法もありますが、これだと少し油っぽくなりすぎることがあります。
おすすめは、ズッキーニを一度空焼きして焼き目をつけてから、仕上げにマヨネーズを絡める、あるいは焼いたズッキーニの上にマヨネーズを絞って少し炙る方法です。
こうすることで、香ばしさが際立ちます。
隠し味にほんの少し醤油を垂らすと、「マヨ醤油」味になり、ご飯が進む最強のおかずになります。
ツナやコーンをマヨネーズに混ぜてからズッキーニに乗せて焼くと、ボリューム感もアップして立派な副菜になりますよ。
トースターで手軽に火を通す方法

コンロが他の料理で使用している時や、洗い物を減らしたい時に活躍するのがオーブントースターです。
アルミホイルの上に切ったズッキーニを並べ、オリーブオイルを回しかけて塩胡椒を振ります。
あとはトースターに入れて10分〜15分ほど焼くだけ。
フライパンで焼くよりも水分が飛びすぎず、蒸し焼きに近い状態でしっとりと仕上がるのが特徴です。
トースター調理のメリットは、ほったらかしで一品完成する手軽さにあります。
焼いている間に他のおかずを作ったり、洗い物をしたりできるので、忙しい夕方の味方です。
焼き上がりに粉チーズやパン粉を振って、さらに数分焼けば、香ばしいグラタン風の一皿にもなります。
加熱時間は機種によって異なるので、様子を見ながら調整してください。
アルミホイルにズッキーニがくっつきやすいので、あらかじめホイルに薄く油を塗っておくことをお勧めします。
魚焼きグリルで素材の味を引き出す

意外と知られていないのが、魚焼きグリルを使った調理法です。
魚焼きグリルは高温で一気に焼き上げるため、野菜の水分を閉じ込めつつ、表面を直火で香ばしく焼き上げることができます。
ズッキーニを縦半分に切るか、厚めの輪切りにし、オリーブオイルを塗ってグリルに並べます。
強火の遠火という言葉があるように、グリルの強い火力は野菜の甘みを凝縮させます。
網目がついたズッキーニは見た目も美味しそうで、バーベキューのような野趣あふれる味わいが楽しめます。
アルミホイルを敷かずに網で直接焼く場合は、落ちない程度の大きさに切るのがポイントです。
焼きあがったら、熱いうちにバターと醤油を少し垂らすと、香りが立ち上り絶品です。
魚を焼いた後の匂い移りが気になる場合は、アルミホイルを活用するか、グリルプレートを使うと良いでしょう。
失敗しないズッキーニの焼き方のポイント

基本の焼き方をマスターしたところで、ここからはワンランク上の仕上がりを目指すためのポイントや、バリエーション豊かな味付けについて深掘りしていきます。
これを知っていれば、ズッキーニ料理の失敗が激減するはずです。
トロトロ食感にするための焼き加減
ズッキーニの最大の魅力とも言える「トロトロ」の食感。
これを出すためには、火加減と加熱時間が非常に重要です。
強火でさっと炒めるだけでは、中はまだ硬く、シャキシャキ感が残ってしまいます。
もちろんそれも美味しいですが、トロトロを目指すなら「弱めの中火」でじっくりが合言葉です。
蓋を使って蒸し焼きにするのも効果的です。
水分を逃さずに熱を通すことで、繊維が柔らかくなり、口に入れた瞬間に溶けるような食感になります。
竹串などを刺してみて、抵抗なくスッと通るくらいが目安です。
油を多めに使うことも、トロトロ感を出す秘訣です。
ズッキーニがスポンジのように油と旨味を吸い込むことで、あのような滑らかな食感が生まれます。
焦げそうになったら火を弱め、じっくりと時間をかけて「育てる」ような気持ちで焼いてみてください。
シンプルに塩コショウだけで味わう

新鮮なズッキーニが手に入ったら、まずは余計な味付けをせず、塩とコショウだけで食べてみてください。
ズッキーニ本来のほのかな甘みと、瓜科特有の爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
この時使う塩にも少しこだわってみると、さらに世界が広がります。
精製塩ではなく、岩塩や海塩などのミネラル豊富な塩を使うと、旨味がより引き立ちます。
黒胡椒は、挽きたてのものを使うと香りが段違いです。
ピリッとした刺激がズッキーニの甘みを引き締め、シンプルながらも完成された料理になります。
焼く直前に塩を振ると水分が出てきてしまうので、焼き上がり直前か、食べる直前に振るのが美味しく食べるコツです。
レモンを少し絞れば、さっぱりとした前菜としても楽しめます。
豚肉巻きなどお肉と合わせたアレンジ

ズッキーニは単体でも美味しいですが、お肉と組み合わせることでメインのおかずにも昇格します。
特に豚バラ肉との相性は抜群です。
拍子木切りにしたズッキーニを豚バラ肉で巻き、フライパンで転がしながら焼く「肉巻き」は、お弁当のおかずとしても大人気です。
豚肉の脂をズッキーニが吸い込み、噛むと肉汁と野菜の水分がジュワッと溢れ出します。
鶏肉と一緒に炒めるのもおすすめです。
鶏もも肉の皮目から出る脂でズッキーニを焼くようにすると、チキンソテーの付け合わせとして最高です。
ベーコンと一緒に炒めれば、ベーコンの塩気と燻製の香りがアクセントになり、洋風の朝食メニューにもぴったりです。
お肉と合わせる時は、ズッキーニを少し大きめにカットすると、お肉のボリュームに負けず、食感の対比を楽しめます。
醤油やポン酢で和風にする味付け

ズッキーニ=洋風野菜というイメージが強いですが、実は醤油や味噌といった日本の調味料とも非常によく合います。
フライパンで焼いた後に、醤油と鰹節をかければ、一気に和風のお浸しのような感覚で食べられます。
ごま油で炒めてから醤油を回しかけると、きんぴら風の香ばしい一品になります。
さっぱり食べたい時は、ポン酢がおすすめです。
焼きたての熱々ズッキーニを、ポン酢を入れたボウルに直接入れて「焼き浸し」にすると、味が中まで染み込み、冷やしても美味しい常備菜になります。
七味唐辛子や柚子胡椒を添えれば、日本酒や焼酎のアテにも最高です。
「ズッキーニは和食にも使える」と覚えておくと、献立のレパートリーがぐっと広がりますよ。
余った焼きズッキーニの保存方法

「一本まるごと焼いたけど、食べきれなかった」という場合も安心してください。
焼いたズッキーニは保存が可能です。
冷蔵保存の場合は、粗熱をしっかりと取ってから密閉容器に入れます。
この時、先ほど紹介した「焼き浸し」の状態(マリネ液や麺つゆに浸す)にしておくと、味が馴染んで翌日さらに美味しくなり、保存性も高まります。
冷蔵で2〜3日を目安に食べ切りましょう。
冷凍保存も可能ですが、解凍した時にどうしても水分が出て食感がクタッとしてしまいます。
そのため、冷凍した焼きズッキーニは、解凍後にそのまま食べるよりも、スープやカレーの具材として使うのがおすすめです。
冷凍する場合は、一回分ずつラップで小分けにし、フリーザーバッグに入れて空気を抜いて保存します。
一度焼いてあるので、再加熱する際は火を通しすぎないように注意しましょう。
すでに柔らかくなっているので、煮込み料理の仕上げに入れるくらいで十分です。
美味しいズッキーニの焼き方まとめ
今回は、ズッキーニの基本的な焼き方から、美味しく食べるためのアレンジテクニックまで幅広くご紹介しました。
フライパン一つでできるシンプルなソテーから、チーズやマヨネーズを使った子供ウケ抜群のメニュー、そして意外な和風の味付けまで、ズッキーニの可能性は無限大です。
大切なのは、「切り方の厚さ」と「火加減」です。
1センチの厚さで、じっくりと火を通すことで、あの独特のトロトロ食感と甘みを引き出すことができます。
オリーブオイルをたっぷり使うことや、お肉の脂を吸わせることも、美味しさをアップさせる秘訣でしたね。
これまでなんとなく調理していた方も、今回ご紹介したポイントを少し意識するだけで、いつものズッキーニ料理が格段にレベルアップするはずです。
ぜひ、今夜の食卓で試してみてくださいね。

